“明日に向かって何もしないなんて、オレには耐えられない。”
ーマイルス・デイヴィス(米ジャズ・トランペット奏者)
うちの新人研修では、いくつも資格試験を受けさせられました。
もう大学のテスト期間みたいなノリで必死で勉強してたけど、これに関しては今振り返ると楽しい思い出。同期とカフェ行ったり図書館行ったり青春してた。
他の研修と並行して、研修期間中は月1,2のペースで試験があったから気が休まることがあんまり無かった記憶。一個終わって、ああ何週間後に次はこれか!みたいな。

今回の記事ではそんな研修時代に受けた資格をざっと紹介しつつ、やってみた感想とか難易度とか、役に立ったこととかをチマチマお届けしたいです。
あ、勉強時間は一年前のことなのでそこまで当てにしない方が良いかも。
前回の新人研修記①よりも前向きな内容になると良いなあ。
証券系は必須、証券外務員資格
▼難易度:★★☆☆☆
▼テスト形式:テストセンターで全編選択式問題(合格ライン70%)
▼勉強時間:2週間、40h程度
証券業界に入る人はどの会社でもまずはコレと聞く。うちもそうでした。
なんでかっていうとこの資格を持っていないと証券会社で業務できないです。
より正確に見てみよう。Wikipedia氏引用↓
外務員(がいむいん)は、金融商品取引業者(証券会社等)・登録金融機関(銀行等)・金融商品仲介業者の役職員のうち、証券取引・デリバティブ取引の勧誘等の行為を行う者である。金融商品取引法による登録を受けなければ業務を行うことができない(同法第64条第2項・第66条の25)。登録は日本証券業協会で行っており(同法第64条の7第1項および第2項による委任)、登録を受けるためには同協会の実施する外務員試験に合格する必要がある。
wikipedia「外務員(金融商品)」より
まー要するにこの資格を持ってない人は金融商品を販売したり扱ったりしたらダメよという感じ。

証券外務員資格には入門編の二種とディープ編の一種がありますがいきなり一種から受けることも可能で、うちの会社では全員一種を受験しました。
勉強としては資格の王様TACが用意しているeラーニングと、試験直前に詰め込み型で対策する外部講師の講義をこなした。
eラーニングは中年のオッチャンの講義動画とミニテストの繰り返し。家で毎日やってこいログイン履歴監視してるからなと言われ、
「コレ実質サビ残じゃね」
と思いながら毎日ログイン履歴だけを残してました。
そして試験直前の外部講師によりやる気スイッチをONにされ、まさに詰め込み型の勢いで受験し合格。
何故こんなぬるい勉強で通ったかというとテストは全部選択式で、○×の二択問題も多く雰囲気で突破できる感じだったからです。同期も全員合格しました。人事に聞いたところ、うちの会社でここ5年不合格になった新人は1人だけらしい。
逆にレアなやつということで可愛がられてるそうです。。
この資格、勉強してみて金融とか証券の知識がざっくりと学べてとても良かったと思います。自分のような初心者が入り口として体系的に知識を入れるには割と適した機会になりました。個人的にあんまり好きじゃ無かった分野、法律とか税制とかに関しては細かい数字とかを今でも覚えているわけでは無いですが、株式の種類やデリバティブ取引の仕組みなど個人的に興味を持てるものもいくつかありました。
新人あるある、とりあえずTOEIC受けとけ
▼難易度:★★★☆☆
▼テスト形式:全編マーク式問題。会社で団体受験
▼勉強時間:10min
マジで大体の会社、とりあえずビールみたいなノリで受験させてくるよな。他の会社に就職した友達もみんな4月に受けてたし。
うちなんかは、殆どの人が業務で英語を使う機会が無いのになあ。まあ我が社の場合はコレで給料が出るんだから許してやろう。(平日会社受験のため)
試験対策としてはは当日朝の通勤時間に単語を5コくらい見ました。金の英単語、マジで良いよねあれ。みんなもTOEICの単語帳はあれにした方が良い。(説得力)
そして。

(…この時のスコアはお察しだったが、今になってTOEICスコアUP計画を目論んでいる..!!)
持たざる者に人権なし、基本情報技術者
▼難易度:★★★☆☆
▼テスト形式:全編マーク式問題。午前・午後二部構成(合格ライン60%)
▼勉強時間:1ヶ月、80h程度
我が社は金融系のシステムをいじくる会社なので、証券外務員資格とならび持ってて当然の資格としてプレッシャーをかけられてたのがこの基本情報。
今回の記事に出てくる中では一番勉強したんじゃないかな。だって基本情報半端ないもん。午前も午後もあるもん。そんなんできひんやん普通。

↑ 現代人の必修構文
対策としては午前対策をガッチリ固めてから午後対策に移る王道パターンで行きました。1ヶ月くらい勉強して合格。そしてこの後さらに応用情報という次の関門もあるんですが。
内容としてはハードウェア・ソフトウェア・セキュリティ・ネットワークなどのコンピュータに関する知識を中心に、プログラミング・ITサービスのマネジメント・経営戦略といった幅広い「IT・情報」に関する知識が問われる。(経営とかはもはや関係ない気もするね)

情報に関する知識が広く体系的に学べるので証券外務員と同じく、初心者にはとても良い勉強の機会になると思います。
この資格、入門者用にハードルを下げたITパスポートという資格試験もありますけどあれどうなんでしょうね、それの勉強に時間使うならもう基本情報やっちゃえよとは思うけど。
アドバイスとしては、過去問ゲーなところがあるんで過去問をやりまくったら良いことあるよ!
休憩
うう..ちょっと長くなってきたからコーヒブレーク。
資格のパレードvol.2に続く!
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