“誰もが心の奥底で世界の終末が訪れるのを待っている”
ー「1Q84」, 村上春樹
相場の二番底どころか大崩壊を待ち望む期待が大きくなればなるほど、それを裏切る方向に進むもんだと思ってる。終末論者からするともう少し楽観が広がって欲しいところだけど、うそぴょん3/13が底でしたあって株価が回復し続けたらもう新人研修だと思って諦めよう。
全国の地方銀行、「不渡り」の猶予を決める
「え、どういうこと?不渡りってなに?」
と思った人は今日で1つ賢くなれる。私はなれた。


順番に説明していきます↓
まず、企業同士はお金の支払い手段として現金などの通貨以外に小切手や手形を作成して渡すことがあります。この小切手を受け取った側は、銀行に行けば記載のお金を小切手の発行者の口座から引き下ろして受け取れるわけだ。
でもある会社が小切手を発行したものの、その後資金繰りが厳しくなって口座残高が記載の金額に足りなくなってしまったら??
この時、小切手を受け取った側は当然ながら記載の金額を受け取れなくなる。口座にお金ないからね。
これが「不渡り」という状態みたいです。
小切手を作成するというのは、つまり債券を発行するみたいなことなんだな。期日までに現金を用意するという約束手形。不渡りになった手形というのは不良債権。
一度不渡りを起こしてしまった企業は直ちにブラックリスト入り。「あの会社やべえぞ」という情報があらゆる銀行間で共有されるらしい(不渡り通告)。銀行利用者にとっては致命的な「信用の低下」。そして半年以内に再び不渡りを起こすと、その企業は銀行との取引を停止され二度と手形は発行できず倒産まっしぐらとのこと。
このたび全国銀行協会(全銀協)が発表したのは、支払い期日までに資金が用意できなかった場合でも、この「不渡り通告」するのを猶予しますということなんですね。
もちろん支払い義務事態は残るけど、急激に資金繰りが悪化した企業がほとんどだと思うので、不渡り通告ラッシュは無くなる。これは東日本大震災以来の処置らしい。
東日本大震災では約半年間で22億円もの不渡り処分が猶予されたみたい。
ちなみに全国での手形の取引額は2019年1年間で約184兆円あったそう。
その他ニュース
今日は不渡りで時間使ったからあとはクールダウン感。

今回のポイントはなんといっても低価格。64GBモデルで44800円(税抜)。やっぱり安いっていうのは大事です。

債券が売れてるらしい。投資用ポートフォリオを一旦債券ばっかにしたから、こういう記事から目に入る。気づくと都合の良い情報ばかり集めちゃう何とか言うやつ。

非課税になるらしい。新しいPC買おうかな。
おやすみ
株価、V字かU字か知らんけどこのまま回復していくなんてことあるんだろうか。
日本としてはここ数週間だけじゃなく過去にない規模でGWの移動、消費、活動が落ち込むし、ほとんどの企業は破茶滅茶な減収が確定している。以前の収益が戻るのも年単位で時間がかかると思うし、実体経済としてはこれからも悪化の一言でしかないのに、株価の底が3/13だなんてことがあるんだろうか。もし先月のアレが底なら株価って一体何だ。
まあ素人の予想なんて当たるもんじゃないし、後から偉い専門家が解説はしてくれるだろうから、それ見てフンフンと頷いておこう。仮にアレが底だったとしても。
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